下痢・軟便のツボ
■ 下痢・軟便について
下痢や軟便は、腸の運動が活発になりすぎることで起こります。
腸からの分泌物が増え、食べ物が腸を通過する速度が速くなるため、水分の吸収が十分に行われず下痢や軟便になります。
■ 温灸する基本のツボ
- 中脘(ちゅうかん):みぞおちとおへそを結んだ線のの中央
- 脾兪(ひゆ): 肩甲骨の下端を結んだ線が背骨と交わる凹みから骨の山を4つおりて、さらに外側に指2本のところ
- 胃兪(いゆ): 脾兪から親指1本分おりたところ
- 足三里(あしさんり):むこうずねの外側を上にさすり上げ、指の止まるところから外側に指2本のところ
■ 朝方に下痢をしやすい方は、
関元と腎兪を丁寧に温めましょう。
- 関元(かんげん): おへそから指4本分下のところ
- 腎兪(じんゆ): 左右の腰骨を結んだ線が背骨と交わる凹みから上に指3本、外側に指2本のところ
■ 精神的なストレスによる下痢には、
神門(しんもん)を加えてみましょう。
- 神門(しんもん): 手首の内側、手のひら側の横じわの小指側の端
■ ツボの働き
ツボ療法では、東洋医学でいう「脾」の働きを高めることを目的にツボを選びます。
お腹を温め、胃腸の働きを整えながら、体全体の回復力を高めていきましょう。